株式会社ウェルカムは、虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー3Fの「虎ノ門横丁」の
全体プロデュースを担当させていただきました。
虎ノ門横丁は、森ビル株式会社が
国際新都心・グローバルビジネスセンターとして開発を進める虎ノ門ヒルズに、
新しい磁力となるようなコンテンツを誕生させるべく抱いた想いを受けて、
森ビル株式会社とウェルカムがチームを結成し共に企画した「食の力で街をつなぐ」プロジェクトです。
時代の変化の中で新しく生まれ変わろうとする、
いわば無色の状態の虎ノ門は、何色にでもなる可能性を秘めたこれからの街。
そんな虎ノ門というキャンバスを「食の力」で彩っていくこと。
「食の力」が磁力となって、人と人がつながる磁場となること。
この考えを森ビル株式会社とウェルカムが共有し、
私たちの意思に賛同してくださった26店舗の店主のみなさんと共に
虎ノ門横丁プロジェクトを作り上げています。
東京の名だたる人気店と新しい若手とが混ざり合い、
これまで個人店として路面でしか展開してこなかったお店ばかりが集結。
こだわりを持ち意思のあるお店が一堂に集まり、個と個のぶつかり合いが熱を持ち、
そのエネルギーが磁力となり、形成された磁場が虎ノ門横丁です。
空間は「路」をキーワードにサポーズ デザインオフィスと共につくりました。
それは熱を大切にするため。
個々の店を楽しんで終えてしまうのではなく、
虎ノ門横丁という集合体としての個性を楽しんでもらうためです。
路は、かつては社交の場。人と人、人と店、店と店がつながれる場所でもあります。
虎ノ門横丁では、店舗の面積は店主の顔が見えるようあえて小さくしました。
「会いたい人がいる」店。つまり「横丁」という形です。
他にも期間限定で展開する虎ノ門横丁 POPUPレストランや虎ノ門横丁セラーで購入したワインの持ち込み、
お祭りやイベントなど、横丁と名乗りながらも
これまでの横丁と一線を画す、それが「虎ノ門横丁」です。
[企画・運営]森ビル株式会社
[店舗監修]マッキー牧元
[空間デザイン]サポーズデザインオフィス株式会社
[アートディレクション]株式会社日本デザインセンター
[コミュニケーションデザイン]伊藤総研株式会社
[全体プロデュース] 株式会社ウェルカム
2020.6
Minato-ku,Tokyo