小野象平のつくるうつわは常に生きている。
それは、今という時代を生きる人々全てに向けて必要とされるもの、心をゆさぶるものを、ただひたすらに生み出すため、土と火に身を捧げているからに他ならない。
この世界と対峙し、愚直なほど自身の今を土に込め、炎に身をまかせて生み出された限り無き美しさへの答え。
混沌に包まれた2021年に差したこの一筋の光を、400点にも及ぶ小野象平の"今"のうつわをぜひご覧ください。