イイダ傘店の傘作りはテキスタイルデザインを描くことから。
描くスケッチは、日常のふとした景色やいつも見慣れているあんなものやこんなもの、
美味しかった食べ物に季節の植物、旅先で目にしたちょっとした記憶の断片など様々。
「こんな傘があったら楽しいな」をひとつひとつテキスタイルパターンとして描き出す。
そうして出来たデザインを元に布が作られ、パーツが作り上げられ、
裁断して、縫って、組み上げて、一本の傘に仕立てていく
SFT GALLERYで5年ぶりに開催される本展では、スケッチ、原画、テキスタイル、部材、制作道具、映像、インスタレーションを交えてイイダ傘店の傘づくりをご紹介いたします。また、会場では雨傘、日傘、晴雨兼用傘はもちろんのこと、テキスタイルデザインを活かした紙モノや、傘生地を活かした布モノグッズも販売いたします。
傘作りの背景を感じながら、ぜひお楽しみください。




