世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッション、テクノロジー など都内各所で多彩なプレゼンテーションを繰り広げる回遊型イベントDESIGNART TOKYO 2024に参加いたします。
私たちがこれまで出会った作り手と、これから伝えていきたい8組のアーティストとファニチャーブランドを、チェアやスツールなどアイコニックな作品にCIBONEの言葉をのせて、ご紹介いたします。
20年前に大切な人がつないでくれたPiet hein eekをはじめ、わたしたちがこれまで出会ってきた真摯にモノづくりを行う作り手たちは数えきれません。
そんな彼らはやはり野心的で、時代に左右させられることなく、能動的でありそして時代に対して何かを伝えかけてくれる革新的なスタンスで、モノとの付き合い方をわたしたちに定義してくれました。
それがCIBONEのアイデンティティとなり、今もなお体現してくれていることに感謝しています。
また、私たちも前進することを止めることはありません。
これまでも、これからも。
2024年10月18日(金) - 10月27日(日)
開催: CIBONE (表参道)
【展示ブランド】
Vaarnii | ヴァールニー
フィンランドで設立された家具ブランド。New Vernacular をかかげ、全ての商品は国内の製材技術を駆使して製作され、土着的でありフィンランドという土地の地域性や特性を最も重要視している。
NM3 | エヌ エム スリー
建築家のニコロ・オルナギ、フランチェスコ・ゾルズィ、フォトグラファーのデルフィーノ・レニャーニによって設立されたプロダクトブランド。ミニマルでリアリズムを追及したフォルムと、構造美も含めた作品の美しさを保っている。
TEUN ZWETS | テウン・ズヴェッツ
オランダ、アイントホーヘンをベースとして活動する。代表的なシリーズは、廃材として出た薪木などを使用し展開されるコレクション。現代の過剰で、かつ限定的なアップサイクルの定義にエクスキューズを提案している。
Kasper Kyster | カスパー・キスター
デンマークのコペンハーゲンを拠点に活動するデザイナー。大量生産の恩恵と裏側にある環境問題によって希少性と価値そのものが揺らいでしまったプラスティックを、改めて家具の素材としての価値を取り戻し、素材のフィールドに戻すべく製作を行っている。
PIET HEIN EEK | ピート・ヘイン・イーク
1967年オランダ生まれ。自然の中で見つけたスクラップ材木や、工場廃棄物などの素材を使用し、素材や手法からコンセプトを決め、多くの時間と手間をかけたゆるやかで力強いメッセージを持ったユニークな作品を発表している。
Alcarol | アルカロール
イタリアのベニスと、世界遺産であるドロミテ山との間を拠点として活動しているデザインデュオ。単に切ってヤスリがけをした木をプロダクトの材料として使うのではなく、その素材のある環境をプロダクトに取り入れ”自然の美しさを伝える為のデザイン”を目指している。
e15 | イーフィフティーン
ロンドンにて建築家のフィリップ・マインツァーとプロダクトデザイナーのフロリアン・アッシェによって設立されたブランド。現在はフランクフルトに拠点を置き、無垢材が持つ重厚さと自然の風合いをミニマルでモダンなデザインに落とし込み、世界各国で人気を博している。
NEW TENDENCY | ニュー・テンデンシー
ベルリンを拠点とするデザインスタジオ。ドイツ国内での生産にこだわり、モダニズム期に隆盛したドイツの伝統ともいえるバウハウスのコンセプトを現代に踏襲、日常のオブジェクトとして表現している。無駄のなく機能的なフォルムが特徴。